2020/06/04時点 Aurora MySQL 5.6 vs 5.7 vs Serverless 機能比較一覧
Aurora MySQLの各エディション×各機能が使える/使えないの一覧表が欲しいなーと思ったので作ってみました。(更新情報)
5.6 | 5.7 | serverless | |
---|---|---|---|
互換性のある MySQL | 5.6.10a | 5.7.12 | 5.6.10a |
S3 バケットのテキストファイルからのデータロード | ○ | ○ | × |
S3 バケット内のテキストファイルへのデータの保存 | ○ | ○ | × |
Lambda – ネイティブ関数 | ○ | ○ | × |
Lambda – ストアドプロシージャ | ○ | ○ | × |
レプリカ | ○ | ○ | × |
マルチマスタークラスター | ○ | × | × |
バックトラック | ○ | ○ | × |
データベースのクローン作成 | ○ | ○ | × |
IAM データベース認証 | ○ | ○ | × |
MySQL DB インスタンスからのスナップショットの復元 | ○ | ○ | × |
パフォーマンスインサイト | ○ | ○ | × |
並列クエリ | ○ | × | × |
ハッシュ結合 | ○ | ○ | ○ |
高速DDL | ○ | ○ | ○ |
空間データ | ○ | ○ | ○ |
機械学習 | × | ○ | × |
高度な監査 | ○ | ○ | × |
グローバルデータベース | ○ | ○ | × |
クロスリージョン リードレプリカ | ○ | ○ | × |
拡張モニタリング | ○ | ○ | × |
CloudWatch Logs ログの発行 | ○ | ○ | ○ |
データ暗号化 | ○ | ○ | 暗号化 無効化不可 |
メンテナンスウィンドウ | ○ | ○ | × (自動更新) |
Data API | × | × | ○ |
クエリエディタ | × | × | ○ |
パブリックIP付与 | ○ | ○ | × |
データベースアクティビティストリーム | × | ○ | × |
注釈
- 5.6系、5.7系ともにマイナーバージョンは最新版とします。つまり、5.6系と互換性のあるAurora MySQLのバージョンは1.*ですが、最新版である1.22.2についての記載になっています。同様に5.7系と互換性のあるAurora MySQLのバージョンは2.*ですが、最新版である2.08.0についての記載です。これより古いバージョンの場合、上記表の通りではない場合があります。
- 機能間で依存関係がある場合があります。その部分については記載していません。例えば並列クエリが有効になっている Aurora MySQL DB クラスターではパフォーマンスインサイトはサポートされていません。
特にマルチマスタークラスターには多くの制限があります。利用時には注意しましょう。[参考情報]
感想
Serverlessは使えない機能が多いですね。5.7系も以前は同様の印象だったのですが、昨年末に色々利用可になった機能があり、5.6系と遜色なくなった印象です。
更新履歴
- 2020/06/04
- グローバルデータベースが抜けていたので追加しました。
- データベースアクティビティストリームがAurora MySQLに対応したので追記しました。
- 2020/06/27
- クエリエディタ行を追加しました。